太陽光発電・蓄電池

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太陽光発電について

太陽光発電について

太陽の光をエネルギーに変えることで温室効果ガスを出すこと無くご家庭で電気が創れる、クリーンで便利な自家発電システムです。

太陽光発電のポイント

  • 太陽光発電を上手に使うと光熱費を大幅に削減できます。
  • 石油や石炭などを使わないのでCO2排出量を削減できます。
  • 使わずに余った電気は国の制度により売電することができます。

メリット

  • 経済面
    住宅用の場合、太陽光発電システムから創られた電気で、ご自宅の電気代を減らすことが可能です。夜間電力が安くなるプランを利用したり、蓄電池と上手く組み合わせるなどのエネルギーマネジメントを行うことによって家計が助かるというメリットがあります。
    法人施設などで設置されている自家消費型太陽光発電では、建物全体の電気使用量を超えない範囲で発電供給する太陽光システムを設置し、同時に不足する電気は新電力など単価の安い電気を供給することによって太陽光発電と新電力のダブルの削減が可能です。
    ある程度の電気を使用することが前提ですので、その削減メリットを受けることができる施設は、主に平日をメインとして動いている工場・温度管理が必要な物流倉庫・医療機器がある医療施設・照明や空調が必要な商業施設などです。
  • 緊急時
    太陽光発電は、災害や停電といった非常事態に電気を利用できるという大きなメリットがあります。東日本大震災は、企業や家庭で使用する電気について見直す契機となりました。これをきっかけとして家庭・オフィス・工場などで太陽光発電システムの導入を検討するお客様も増えました。導入した企業は、停電した際にも最低限の電気を確保しておくことにより営業を停止するというリスクを回避することが可能です。土地に設置する太陽光発電システムでも、パワーコンディショナーにコンセントがついているものであれば、緊急時に携帯電話の充電を行うことが可能です。
  • 環境面(エコロジー)
    太陽光発電は、クリーンエネルギーと呼ばれており、石油や石炭のように枯渇することはありません。近年では環境保全に取り組むこともCSR(企業の社会責任)として問われるようになりました。事業として取り扱う場合には、従業員の環境意識や節電などの意識関心を高めるきっかけとなります。また、「環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)」に力を入れる企業へ投資しようとするESG投資が世界で広まっています。今後、ESG投資の流れは日本にも訪れる可能性があります。

デメリット

  • 設置費用の負担
    よく話題になるのが設置費用の問題です。昔と比較すると設置費用の価格は減少しておりますが、初期投資にお金がかかるので手が出し辛いというお客様もいます。設置可能な面積や環境に応じてパネルの枚数や架台の種類などにより金額が変わってきますが、売電収入を得る目的で地面に設置する「野立て太陽光発電」物件の多くは1,000万円以上の高額な買い物です。ですが、太陽光発電の投資として始める場合はソーラーローンなどの銀行や信用金庫などが太陽光発電の利用者に限り提供している通常のローンよりも低金利なローンも検討できます。電気という財産を継続して生み出すことが可能なため、バランスの良い計画を行えば無理なく初期費用を取り戻すことも可能です。
  • 太陽光パネルだけでは備蓄ができない
    太陽光パネルを設置しただけでは蓄電することができません。災害時の予備電源や省エネ対策として太陽光発電を利用したい・売電収入を得たいと考える場合は、蓄電池も重要です。近年では、住宅用太陽光発電と連動して昼間に余った余剰分でお湯を沸かすエコキュートも販売されています。設置する際には、太陽光パネルだけでなく初期投資用として他の設備費も考える必要があります。
  • 天候に左右される
    太陽光発電をする際に最も重要なのは「日射量」です。太陽光発電システムは、天候の影響を受けやすく年間の日射量で発電量が大きく変わってきます。雨や積雪が多い地方はもちろんのこと、パネルの表面温度が上がりすぎると発電効率が落ちる特性があるため、気温が高くなるエリアも季節によっては発電量が下がってしまう可能性があります。反対に日射量に恵まれた場所では、季節による雨や積雪の影響があった場合でも年間を通して日射量を確保できていれば十分な発電を行ってくれる場合もあります。このように天候により発電量が左右されることは太陽光発電のデメリットと言えます。しかし、近年ではこういった天候に左右される地域でも発電量を確保できるように熱に強いパネルや雨や積雪があってもわずかな光で発電するようなパネルの研究・開発が進められており、今後解消される可能性があります。

蓄電池について

蓄電池について

蓄電池を設置すると、今までできなかった電気を貯めることが実現できます。夜間の安い電力を貯めて昼間の高い時間帯に使用したい方や、太陽光発電で創った余剰電力を売電せず蓄電池の充電に利用したい方など用途に合わせた電気の使い方が可能になります。
また、急な停電時には蓄電池に貯めた電力をご家庭で使用できるだけでなく、太陽光で発電した電力を充電しておくことができます。
蓄電池は、太陽光発電で創った電気をより安全に・快適に・経済的に各ご家庭の用途に合わせた電気の使い方が可能になるシステムです。

ふたつのモード

  • 経済優先モード
    余剰電力を売電し蓄電池は夜間に貯めるモード
  • 環境優先モード
    余剰電力を蓄電池に貯めて太陽光で創った電気を自家消費するモード

メリット

  • 災害時に電気が使える
    災害が起きた時などの停電時、蓄電池があれば貯めてある電気が時間帯関係なく使うことができます。
  • 太陽光発電との併用で効率よく電気を使える
    太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、創った電気を貯めたり、売電を優先させたりなどライフスタイルに合わせた電気の使い方ができます。
  • 電気料金を削減できる
    深夜の格安な電気を貯めて、高い昼間の電気を賄うことで月々の光熱費を節約できます。

デメリット

  • コスト面
    製品の種類や容量によって本体価格が高くなります。ご家庭の用途に合わせた最適な選択が必要です。
  • 寿命がある
    永久に使えるわけではありません。充放電を繰り返すことで蓄電容量が減っていくので交換が必要になります。
  • 補助金精度が不安定
    その年度によって国・自治体で金額が変更されて予算が無くなれば期間中でも終了するため、最新の情報収集が必要です。

Q&A

Q1.太陽光発電で、家庭で使う電気を全部賄えますか?

4kWシステムなら、70%程度賄える計算です。太陽電池容量1kWシステム当たりの年間発電量は約1,000kWh(※1)となります。一世帯当たりの年間総消費電力量は約5,650kWh/年なので(※2)、4kWシステムを設置すれば、70%程度を太陽光発電で賄える計算になります。

※1.太陽電池を水平に対して30度傾け、真南に向けて設置した場合の計算例です。地域や太陽電池の方位、傾斜角度により発電量が変わります。
※2.太陽光発電協会試算(表示に関する業界自主ルール:平成22年度)

Q2.屋根が古いのですが、ソーラーパネルは設置できますか?

ソーラーパネルにも様々なサイズがあり、単体重量や載せる枚数などにもよりますが、屋根に載せるソーラーパネルは、全体で300~400kgほどの重量になります。そのため、家屋全体でこの重量を支えられないと判断された場合には補強工事が必要です。補強工事が必要となるかは専門の施工業者に調査を行ってもらう必要があります。

Q3.ソーラーパネルの寿命はどれくらいですか?

多くのソーラーパネルに使用されているシリコン結晶という素材は非常に安定的な物質で、摩耗による劣化を起こす部分もないため、長寿命だとされています。各社メーカーによると一般的な寿命は20年~30年とされています。これまでに40年以上発電を続けているケースもございます。環境などにも左右されると思いますが、正規品であるならば、長く使えるものだという認識で問題ありません。ただし、寿命が長くとも故障する場合がございますので定期的なメンテナンスは必要です。

Q4.太陽光発電システムを購入して、何年くらいすると元がとれますか?

太陽光発電システムの設置費用は、住宅の環境や状態・屋根の大きさや形状・必要な補強工事などにより大きく変わってきます。さらに発電量も地域により日射量が違うため異なってきます。そのため、最終的な費用と回収に必要な年数はお客様それぞれによって違うため一概に何年と言うことはできません。お客様の環境からおおよそのシミュレーションを行うことは可能ですので、気になるお客様はご相談ください。

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